カスタマイズやDIYなどを凝らして、魅力的な暮らし方を実践している方のノウハウをご紹介します。

世界を知るって、自国を知ることだと思う。国際文化交流イベントを楽しむ一日!

DSC_0646

DSC_0682

気持ちの良い天気に恵まれた7月8日(日)、以前告知していました川崎市国際交流センターで、「インターナショナル・フェスティバルin カワサキ」が開催されました!

毎年約1万人もの老若男女、しかも多国籍な方々が訪れていると言われているこのイベント。

その様子を、一部ではありますが編集部Yのすけがお届けしてまいります♪

DSC_0569

まず、最初に目にとまるのが屋外で行われている飲食ブース。

中国、台湾、インドネシア・・・と18店舗、バラエティー豊かな料理を食べる機会ってそうないですよね。肉肉しい見栄えのものも多く、圧倒されます。

DSC_0573

こちらは、パエリアおじいちゃんのスペイン料理コーナー。圧巻の鍋の大きさです。

奥の鍋にあるアヒージョやソーセージとのセットで食べることも出来ます。

DSC_0652DSC_0649

こちらはメキシカン料理。タコスやブリトー、スパイシーな味付けが特徴です。

メニューごとに「これは辛くないよ」と書いてあるから、辛いのが苦手なひとでも一安心。

DSC_0656

野外でも奥のスペースでは、日本文化の代表的なものが紹介されていました。

「木月庵」という純和風の茶室があり、そこでお抹茶を飲むことができます。

DSC_0673DSC_0671

こちらは手裏剣で遊べる「忍者道場」。なんだか、とても興味をそそられます。

子ども達は大きく振りかぶって、手裏剣を器用に的にあてていました。

《剣》を使った伝統的な武術芸能の継承および伝承のため活動する「魂刀流志伎会」の皆さんで、毎年参加されているそうです。

 

屋外ステージでは、魂刀流志伎会さんが刀を用いて様式的な斬り合いの動きをする「立ち廻り」を披露!

武士の時代にタイムスリップした心地でした。

中原でも道場があり、日々稽古を行い、海外へ剣術を披露しに行くこともあるそうです。

手裏剣体験やワークショップなど、伝統継承のきっかけづくりは大切なことですね。

 

その横では、芝生の上で楽しそうに竹とんぼを飛ばす子ども達。

DSC_0662DSC_0659

「どこ竹@竹とんぼ教室・横浜」さんによる、竹とんぼ教室が行われていました。

山から取ってきた竹を事前に加工してあるため、子どもたちでも簡単に製作できます。

竹の端をやすりで削り、バーナーで曲げ、色をつければ、自分オリジナルの竹とんぼが完成♪

DSC_0668DSC_0661

竹とんぼ、私も飛ばしてみました!はあ~懐かしさがこみあげます。

大人になっても飛び遊具は楽しい。

色紐のついた竹筒に竹とんぼをいれ、首からかけて持ち帰りました。

 

さて、館内に入っていきましょう。

DSC_0591DSC_0603

1階、エントランスからホールに向かう通路沿いでは、「体験」、「物産」、そして「展示」コーナー。

体験コーナーでは、富士山のストラップ作りや、ブラジル生まれのテーブルサッカー「フットメザ」のゲーム体験などがありました。

スタッフの方が丁寧にルールを教えてくれますよ。

DSC_0594DSC_0592

右手は物産コーナー。

色んな文化の物産品を見ていると、おや、なにやら日本でも目にするものが。

DSC_0586

これは藍染です。

これは、日本の手芸や藍染の技法を、ラオス現地のお母さんたちが学び、作品にされているそうです。

DSC_0587DSC_0590

このNPO法人「ラオスのこども」さんでは、ラオスの子どもたちの教育環境の向上を目指し、主にラオスでの絵本の製作に携わっています。

多くの地域では書店や図書館もなく、そのため本に触れる機会がほとんど無いのです。

最初は日本の絵本を送ることから始め、そして、今では現地で81万冊もの本を出版しています。

DSC_0596

また別の物産コーナーでは、キルギスの民族文様が刺繍されたスリッパや、かばん。

いずれも現地で取り寄せたものが飾られています。個人的には、アイヌ民族の模様を想起しました。

DSC_0595

このスカーフは、シルクに羊毛を縫いつけたかわいらしい一品。丁寧な作業の賜物です。

DSC_0583DSC_0584

台湾ブースでは、獅子の操り人形がとことこと歩いていました。台湾では傀儡の人形劇文化があるんですよね。鮮やかな朱色は、台湾の民芸品でよく使われています。

DSC_0676

イギリスの物産コーナーでは、皆さん素敵に浴衣を着ていらっしゃいます。

この日は「ゆかた体験コーナー」もあり、誰もが会場を浴衣で歩くことが出来ました。

DSC_0616

ホール手前の展示スペース。

DSC_0624DSC_0636

各国の色鮮やかな民族衣装、そして写真資料など。

DSC_0625

キルギスは中国の左側にあり、写真では遊牧の生活をしている様子が見うけられます。文化や暮らしはモンゴルなどと近いようですね。

DSC_0628DSC_0627

2階にあがると、ハワイアンキルト教室を運営されている方のブース。

生徒さんが一人ひとつずつ作ったものをつなげたタペストリーが展示してあります。

実はそれぞれの模様には意味があり、ハワイの植物や魚、宝石などをあらわしたものなのです。

DSC_0622

体験講座では、子どもたちがアクセサリーを製作中。

DSC_0621DSC_0618

ウッドのビーズと発泡スチロールの玉を交互に入れているのでとても軽く、なんといっても首が楽!

7月15日(日)に開催される「中原っぱまつり」では、お花のキーホルダーを作られたそう。これもまた夏らしく、色合いも華やかですね。

DSC_0678

最後に、ホールステージ内へ移動し、

台湾から来日された、プロの民族楽器オーケストラ演奏を鑑賞しました。

DSC_0630

DSC_0635

現代風にアレンジしたものから、台湾らしい伝統的な音色の曲まで、約45分間の演奏会。

台湾伝統民族楽器の紹介の中では、竹笛、チャルメラ、笙など、日本の和楽器とも通ずる部分を感じました。

 

7月初旬開催でしたが、外の暑さだけでなく、人々の思いのこもった熱気であふれたイベントでした。

各国がそれぞれに文化を発信し、それを見るだれもが「へぇ~!」と関心するものばかり。

お互いを尊重しあえる関係って、大切だと思います。

DSC_0615

7月8日(日)10:00~16:30

「2018インターナショナル・フェスティバル in カワサキ」

【会場・お問い合わせ先】

会場:川崎市国際交流センター

住所:川崎市中原区木月祇園町2-2(東急東横線「元住吉」駅下車 徒歩10分)

TEL:044-435-7000

営業時間:9:00~(月~金曜、および第1・3・5土曜)

Related posts