エリアの老舗や歴史的なものを訪ねたり、新しい建造物や取り組みなどをご紹介。キーワードは「もっと中原が好きになる!」。

町の移り変わりを見つめてきた老舗農園。 品質重視のニーズに適うべく、機器の導入や日々の研究から生まれる中原野菜 【田中園芸】 

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中原区下小田中で代々続く農家 『田中農園』 を営む田中滋さん。現在はイタリアンパセリや青ジソ、パクチーといった香草類と、シクラメンやパンジーなどの園芸品をつくっていらっしゃいます。中原産のいきいきとした元気な野菜を見せていただきました。

 

田中園芸の野菜は都内ではブランド野菜として高い人気を誇ります。 「ブランド野菜となるには、鮮度や食べておいしいことはもちろん、つくる工程での安全性なども考慮されるんですよ」 。

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そばに近寄ると独特の香りがするパクチー。最近はとても身近になりました

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葉の健やかな成長ぶりが目にも美しいバジル

 「これらは植えて 1 ヶ月で収穫できるので、毎月出荷しています。都市近郊農家の強みとして、地の利があるので高い鮮度を保ったまま市場に届けることができます」 。香草の香りはもちろんのこと、農園ではしっかりとした “土のにおい” がして、なんだか遠い子どもの頃を思い出したりして…。

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そして、ハウスのなかにはたくさんの若いシクラメンがずらり!ここ田中農園のシクラメンは県内随一の品質で知られています。シクラメンづくりにももちろん、独自のノウハウがあり、田中さんに少しだけ教えていただくことができました。

 

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出荷までに数回の植え替えが欠かせないシクラメン

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田中さんの掌のなかで、まだ小ぶりの鉢。「葉組み」 という日光がきちんと中まで行き渡るための作業が品質を左右するそう

 

高い品質とその豪華な美しさで知られる田中園芸のシクラメンは、季節になると贈り物としても大変な人気です。今はまだ小ぶりの鉢植えですが、愛情をかけて少しずつ成長していきます。

 

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最盛期にはこれより花がすきまなく咲き誇ります

【田中園芸】
〒211-0041
神奈川県川崎市中原区下小田中1丁目23−27
お問い合わせ:090-4006-8839

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