カスタマイズやDIYなどを凝らして、魅力的な暮らし方を実践している方のノウハウをご紹介します。

「トラットリア ギヘイ」のエッセンスに触れ、日常に変化というスパイスを。

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家庭の食卓に新しい扉を開きたい!とはいえ「ギヘイ」の料理教室についていけるか、編集部?

磨き抜かれた確かな仕事で「本場イタリアの風」を新城に届けてくれる「トラットリア ギヘイ」さんのイタリア料理教室、11月のテーマは“クリスマスのテーブルを彩る料理”。なんと偶然にも編集部の新人・Yのすけが「憧れのギヘイさんのお料理教室に申し込みました~」と言うのを耳にし、飯田シェフにお願いして体験取材をさせていただくことができました!

実は内心、筆者H子は「あのギヘイさんの料理教室なら、レベルが高そうでYのすけはついて行けるのだろうか…。そして家で再現できるのだろうか…」とある意味余計な心配をして当日に臨んだのですがまったくの杞憂でした!さすが飯田シェフです。「スペシャルなディッシュなのに調理しやすい」教え方で、さらには「こんなワンランク上のお料理だけど、家庭でもぜひつくってみよう!」と思える教室となっていたのです。それは参加者の方々の実に楽しそうな様子からも充分伝わってくるほど。

ギヘイさんのお料理を自宅でも…とまでは行かなくても、そのエッセンスにちょっぴり触れた自作イタリアンの世界を楽しめる料理教室の模様をお伝えいたします。

参加理由はひとそれぞれ、ワクワクと高まる好奇心が教室に拡がって

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【メニュー】

〇ジャガイモのオリーブオイル煮
〇詰め物をしたパイ包み
〇仔羊のロースト タイムの薫り

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まず最初に、飯田シェフからすべてのメニューのつくり方を教えていただきます。皆さんシェフの説明のなかの大事なポイントに、時折うなずきながら真剣な表情でメモを取ります。

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家庭でもトライしやすいよう冷凍パイシートを使用するなど、教室で習ったことを再現したくなる手軽さをレシピに込められていることが伝わってきます。タイムなどのハーブも、実はギヘイさんの店先で育てているものなど、「よそいき感」ではない工夫も身近に感じられてうれしいところ。
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こんな上質なラム肉、家庭料理で買ったことのない編集部2名は若干ひるみますが、教室が終わる頃には「ねえ、ラム肉ってこのあたりだとどこで買えるかしら?」など一気にモノにした気分に!ちなみに、骨のまわりの薄皮を丁寧に取り除く下処理をすることで、焼き目がきれいに仕上がるとのこと。
「こういうことを知れるとプロっぽいですね!(Yのすけ)」。わかるよ、その気持ち。

 

 

参加者のお一人から、「下味などで塩を振らないのはなぜですか?」との質問に、

飯田シェフが「イタリアでは最初から塩を振るということはあまりないもの。料理の性質上も、たくさんの種類を召し上がれるよう塩を効かせないことも大切です。今回のラムには塩を振ると水分が出てしまいますし、羊の個性に負けないようなソースを合わせるので塩は要らないんですよ」とのこと。ふむふむ、なるほど。

実は試食のときにお話した、ギヘイ料理教室3回目の参加となる方が「ギヘイさんの教室でびっくりしたのは、本当に塩をあまり使わないこと。何にでも下ごしらえなどで塩を使うものかと思っていたけど、それぞれのメニューでしっかり味をつけるので要らないんですよね」とおっしゃっていたのも納得です。

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ソースはにんにくを効かせて。ピリッとした風味がラム肉と良いバランスになるそう。家庭でつくるときの油は、サラダ油でもオリーブオイルでもなんでもOKだそうです。

ひととおりの留意点や調理方法を聞いたら、さあスタートです!

すぐに役割分担を自然と行ってテキパキと作業にかかるこちらのチーム、合間にお話をうかがってみました。

 

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男性の方は今回が初めてのご参加。先日ギヘイさんで家族と食事したところ、あまりのおいしさに感動して参加を決めたとのこと。家庭でもダイナミックなお肉料理をたまにおつくりになるとかで、女性陣からは「羨ましい~!」という声がもれていました(笑)。

日中は仕事で忙しくしている女性の方は、「毎日の生活にメリハリをつけたくて参加しています。今回は3回目ですが、毎回ちゃんと家でつくってみるんです。家族にも好評で、世界が少し広がるのがうれしくて」。この日もお仕事を終えて駆け付けたそうで、ニコニコと輝く笑顔が日々の充実ぶりをうかがえます。

初参加となられた女性は、「オーブンを使う料理も久しぶりで、こういう機会はいいですよね。それに、つくりながらお友だちにもなれてとっても楽しい」とのこと。わかります、皆さん声をかけあって助け合いながら、楽しそうな雰囲気。

コミュニケーションを取りながらチームプレーが光る。見て、この見事な焼き色を!

ぎこちなく包丁を握るYのすけの手前側で、慣れた手つきで調理している男性は3回目のご参加で、「とにかくシェフの世界に魅了されているんです」とのこと。冷静にみんなの仕事を確認しながらスムーズに進行なさっていきます。

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パイに取り掛かっているお二人はお友だち同士でのご参加、少しでも家でつくれるようになりたくて

各チーム、着々と進行していきますが面白かったのがソースづくりのシーン。オイルと卵黄が分離しないよう、糸のように細く少しずつオイルを流し入れていくのがコツなのですが、そこでチームの個性が発揮されることになりました。

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不安を口にしながら支え合って進めるお二人がいるかと思えば、

千手観音さながらに、みんなで力を合わせて慎重にブレンドするチームも。

そろそろラム肉の焼ける香ばしい香りが漂い始め、間違いなく皆さんの気持ちも高揚している状態へ。

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「ラムは低温からで問題ないので、ゆっくりと焼き上げていきます。また、焼き色をしっかりつけることは味を閉じ込めることにもなるので、側面などはオイルを回しかけて仕上げていきましょう」と、シェフに教わったとおり、各チームで魅惑的な焼き色を目指します。また、火を入れ過ぎないことがポイントで、アルミフォイルで包んだらタイムを添えて馴染ませていきます。

この見事な仕上がり、歓声があがりました!

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黄色が美しいジャガイモは「インカの目覚め」という種類で、荷くずれしない特徴があり、オリーブオイルで20分ほど煮込んでもしっかり形を残しています。

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クリスマスならではのスパイス、クローブやナツメグの薫り豊かな詰め物をしたパイは、みんな自分の分を包んでいました。「すましバターより卵黄の方がテリがきれいに出ます。(飯田シェフ)」

盛り付けも心を込めて。ステップを経ていよいよ「試食」という最終ステージへ!

さあ、そろそろ各チームでも盛り付けが完了の頃合いです。

この見目麗しい仕上がりは飯田シェフの「お見本」。

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やわらかくジューシーな肉質を活かす完璧な火のとおり加減はもちろん、ラムの風味を引き立てるソースと香草の調和が至福のレベル。付け合わせのジャガイモは、ゆっくりとオイルで煮込まれてほっくりとしたコクと舌ざわりに。

 

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黄金色に輝く見事なキツネ色が美しい「詰め物をしたパイ包み」は、ナイフを入れるとふんわりとハーブが薫り立ちます。ソテーした玉ねぎとひき肉やパルミジャーノの旨みがぎっしり。

 

こちらは全員女性でとても楽しそうな雰囲気でチームワークよく進めていた皆さん。

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普段からお料理に慣れていらっしゃるご様子がうかがえた皆さん。

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複数回ご参加の心づよい皆さんにすっかり甘えたYのすけのチーム。

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会話を楽しみながらもスピーディーに仕上げた皆さん。

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試食タイムは歓談タイムでもあり、今日のメニューに合わせてシェフが選んだワインが華やかに彩りを添えています。テーブルからは一様に「ラム肉を調理したのは初めてだけど、とても簡単。ぜひ家でもやってみるつもり」、「別のジャガイモでも試してみようかしら」など早速、家庭での「再現」にイメージをふくらませていらっしゃるようでした。

片づけの後は、最後にみんなで記念撮影です。心もお腹も満たされて、皆さんいい笑顔。

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取材を終えて、心から感じたことは「家でつくってみたい!」ということ。普段のレシピからステップアップして自分の料理の世界を少しだけ広げる、「トラットリア ギヘイ」さんのイタリア料理教室。毎回ご参加になる方々の気持ちがよくわかりました。ちょっとずつ新しい工夫を知ること、手をかけたらおいしさが帰ってくること、ギヘイさんのエッセンスを自分も感じられること。変わり映えのない日常に、新鮮な風を吹き込むようなイタリア料理体験、多くの人を魅了する秘密が垣間見られた夜でした。

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