「自転車は、もともと1995年に新設したアウトドア用品コーナーの一商品に過ぎなかったんです」
と話すのは、お店の代表をつとめる白井友次さん
ほどなくマウンテンバイクのブームが来て、一躍主力商品に。
今ではカスタム自転車にも対応する「サイクルショップ中原」へと発展しました。
ひと昔前までは、スポーツバイクといえばマウンテンバイクとロードバイクのみでしたが、今一番の売れ筋はクロスバイク。マウンテンバイクとロードバイクのちょうど中間に位置する、街乗りに特化されたタイプです。
中学生や高校生・社会人の方に人気で、通学・通勤用に使う人も増えているとのこと。片道10kmくらいだと問題なく通える範囲だそう。
毎日乗り続けるためにはメンテナンスが欠かせませんが、ここ「サイクルショップ中原」で購入されたお客様には『安全点検』を無料で行ってくれます。
また「自転車は乗って楽しむだけでなく、イジる楽しさもある」という白井さん。
フレーム、ハンドル、タイヤ、ギアなどの部品を自分好みにカスタマイズしてオンリーワンの自転車もつくれます。もちろん、こだわればこだわるほどお値段はそれなりに。1台百何十万円の自転車もあったそう。
最近はお客様の年齢層が高くなり、50代くらいから自転車を始める方も。そんな方たちも念頭に入れて、白井さんが今後注目しているのが、電動アシスト自転車と折り畳み自転車。
「電動アシスト車というと、ママチャリと呼ばれる一般車が普及していますが、洗練されたデザインでもっと軽量なスポーツバイク系のものが出始めています」
見せていただいた電動アシスト車は、なるほど既存のものとはひと味違う格好よさ。
展示してあるドイツ製の折り畳み自転車もとてもスタイリッシュなのに驚きました。
お店では本来の使い方である、折り畳んで電車や車に積んで出かける楽しさを提案しています。
「サイクルショップ中原」がお客様に提供しているのは、商品の自転車だけでなく、自転車ライフそのものなんですね。
「今までもお客様と一緒に走る数々のイベントを企画してきましたが、これからもぜひ続けていきたい。そして自転車の楽しさをもっと広めていきたいと思っています」。
サイクルショップ中原
住所:川崎市中原区上小田中6-16-8
TEL:044-733-5088
FAX:044-711-3498
営業時間:10:00〜20:00
定休日:なし(臨時休業あり)
写真左:「サイクリングショップ中原」白井さん / 写真右:建物に併設のつり具屋「フィッシング中原」店長、望月さん